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2026/10/10(土)11(日)特定非営利活動法人 日本咬合学会第一報創立30周年記念大会

更新日:6月12日

演題名:「小児の健やかな発育のためにー口腔発育不全と不正咬合ー(仮題) 」


【抄録】
近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化し、不正咬合や口腔機能発達不全症に悩む子どもが増加している。これらの問題は単なる歯並びの異常にとどまらず、呼吸、嚥下、咀嚼、発音、睡眠、姿勢、さらには全身の発育・発達とも深く関わっている。
従来、不正咬合は歯列や顎骨の問題として捉えられてきた。しかし近年では、口呼吸や低位舌、異常嚥下、睡眠呼吸障害など、口腔機能の異常が顎顔面の成長発育に大きな影響を与えることが明らかとなってきている。
本講演では、口腔機能発達不全症を入り口として、不正咬合が形成されるメカニズムを整理するとともに、顎関節、気道(Airway)、呼吸、睡眠との関連について解説する。また、Root Gear Modelの考え方を用いながら、歯列不正や口腔機能異常を単独の症状として捉えるのではなく、その背景に存在する根本原因を多角的に分析する視点を提示する。
さらに、乳幼児期から学童期に至る発育過程において、どのような観察ポイントが存在し、どのような早期介入が可能なのかについても触れる。小児の健やかな成長を支えるために、歯科医師、歯科衛生士をはじめとした医療従事者が果たすべき役割について考察したい。
口腔機能の育成は、単なる歯列改善ではなく、子どもたちの未来の健康を支える重要な基盤である。本講演が、小児の健やかな発達を支援するための新たな視点を共有する機会となれば幸いである。

日時:2026年10月10(土)11日(日)

会場:神戸ポートピアホテル

主催:特定非営利活動法人 日本咬合学会




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